表参道オフィスは単なるオフィスではありません。ケリングのようなハイエンドブランドにとって品質、デザイン、文化は不可欠です。そのため、東京のチームには新しい家、東京の家、あるいはケリングのようなハイエンドブランドのための別荘を贈ることにしました。全てのスペースから、共有スペースに直接アクセスできるようにし、自然な色と素材を用いて最大の光を得られるようにしました。MEET WOODをメインコンセプトに、CO2排出量の少ない天然素材を使用し、女性アーティストによるアートコーナーも設けました。また7階にはミツバチの巣をイメージした屋上庭園と梅の木があり、ラウンジスペースもあります。
Client/ Design Firm
Kering
Location
Omotesando, Shibuya, Tokyo
2,525.86㎡
Area
Office, Event Space
Usage Type
Completed, 2016
Status
表参道オフィスは単なるオフィスではありません。ケリングのようなハイエンドブランドにとって品質、デザイン、文化は不可欠です。そのため、東京のチームには新しい家、東京の家、あるいはケリングのようなハイエンドブランドのための別荘を贈ることにしました。全てのスペースから、共有スペースに直接アクセスできるようにし、自然な色と素材を用いて最大の光を得られるようにしました。MEET WOODをメインコンセプトに、CO2排出量の少ない天然素材を使用し、女性アーティストによるアートコーナーも設けました。また7階にはミツバチの巣をイメージした屋上庭園と梅の木があり、ラウンジスペースもあります。
Kering Japan HQ
ケリングビルは4フロアをオフィススペースとして、建築家のファラ・タライエが内装を手掛けた。日本の伝統的な要素とモダン要素を取り入れ、ケリング・グループにとっての“日本の家”のようなスペースに。白を基調に和の色を組み合わせ、天然素材やリサイクル素材も多用してサステナビリティにも配慮した。
6階には、ケリングおよびグループ・ブランドのためのイベントスペースを設け、映画やアート業界全般に貢献する女性に光を当てる「ウーマン・イン・モーション」やサステナビリティ関連の講演やイベントを開催。新本社オープンを記念して、新作映画『朝が来る』の河瀨直美監督と主演の永作博美、井浦新をゲストに迎えて行った「ウーマン・イン・モーション」の模様を現在、ケリング・グループの公式ウェブサイトで配信中だ。
表参道のけやき並木のシルエットに馴染み、外周を囲い込むユニークなファサードが特徴の新本社。2021年には、クリエイティブ・ディレクターのダニエル・リーがデザインしたボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の新しい旗艦店が同ビルの1階から3階にオープンする予定なので、表参道を訪れた際にはぜひ足を運んでみて。